豊かな食文化を支える70年の信頼と実績OUR HISTORYNKグループの歩み

1931
東京都京橋区西銀座において、大瀧信四郎の個人経営による日本商行が発足。油脂脱色剤および洗剤、建築材木毛セメント板プラトンの販売を行う。
1942
日本商行の油脂部門を分離独立し、溝の口工場所在地(神奈川・川崎)において日新化工研究所と改組。油脂関係品の製造、販売を開始。
1947
宮内工場開設
宮内工場所在地(神奈川・川崎)を買収し、石鹸、硬化脂製造設備を導入。
1948
日新化工株式会社設立
日新化工研究所を日新化工株式会社と改組。資本金200万円をもって設立登記を完了。
1949
マーガリン製造開始
宮内工場内にマーガリン製造設備を導入。
同月、森永商事(株)と提携、森永商事マーガリン(商品名ビタマリン)の製造を開始。
戦後の需要増からマーガリンなどの原料となる硬化油、石鹸の製造を開始した後、米軍の放出小麦粉によるパン食一般化に目をつけ、マーガリンの製造を開始。1967年には乳脂肪分を含む「NKコンパウンドマーガリン」を発売するなど、改良を重ねた。
1956年より学校給食に参入し、通常のマーガリンをはじめ、味や栄養の異なるマーガリンやスプレッドも開発。“安く、おいしく、栄養価があり、安全なものづくり”で学校給食を支えた。
1952
ホームチョコリー発売
特許新製品ホームチョコリー(チョコレートバター)を発売。米国製ボテーターおよびリンチ包装機などを輸入して、マーガリン部門の設備合理化を図る。
マーガリンの過当競争を見込んで他社には真似できない製品開発に力を入れ、マーガリンにチョコレートを混合した「ホームチョコリー」を発売。その後、美味しくて栄養バランスに優れた「NKチョコリー」や給食用「NKソフトチョコリー」なども発売した。
1956
NKチョコレート発売
「NK洋生用チョコレート」を発売し、原料用として全国洋菓子、パン製造業者に販売を開始。
精練や温度管理が難しい板物チョコレートに代わる「NK洋生用チョコレート」を発売。誰もが簡単に光沢のあるチョコレート菓子・パンが作れるようになる。この他にも、板物、アイスクリームバー用、粒状のボナミチョコレートなど、豊富な種類を取りそろえた。
用途に合わせた製品設計で作業性を向上させ、さまざまな味わいを用意して豊かな食文化を生み出した。
1957
特許粉末油脂製造開始
特許粉末油脂(商品名ドライオイル)、粉末ビタミンA(商品名ビタドライA )の製造を開始すると同時に、粉末油脂バターなどを原料とする第二次加工食品の製造を開始。
気温差に左右されない粉末油脂「ドライオイル」を開発後、3年をかけて製造開始。さらにこれを応用し、スープの素となる「エクストラクト・パウダー」などの海外向け製品や、粉末ミートソースミックス「プロミソース」などの日本の食文化に影響を与える製品が次々と誕生した。
コーンスープや炒飯の素のほか、ホットケーキミックス、アイスクリーム類の脂肪原料、冷水を加えてできる生クリームなど、多種多様な製品を展開。
1960
三菱商事(株)と業務提携。全国衛生模範工場として宮内工場に厚生大臣賞が授与される。
日本人の食生活の合理化に尽くした功績を称えられ、大瀧信四郎に紫綬褒章が授与される。
1965
国内外の社会において著しく貢献した功績を称えられ、大瀧信四郎に日本学士会よりアカデミア賞が授与される。
1968
モンドセレクション受賞
森永ブランドによる学校給食用プロセス・チーズ発売によりチーズ部門に進出。
ベルギーのモンドセレクション主催コンクール(第7回)において、NKチョコレートおよびスープミックスがゴールドメダルを獲得。
優秀品質の国際評価機関「モンドセレクション」(本部:ベルギー・ブリュッセル)が行うコンクール(第7回)において、「NK洋生用チョコレート」がゴールドメダルを受賞。これを記念して、ゴールドミルクスーパーが発売された。
1973
ブルーリボンシリーズ発売
高度経済成長期を経て生活が豊かになり、高品質なお菓子が求められるようになったことから、新しいニーズに応える製品として「ブルーリボンシリーズ」を発売。ショートニング、マーガリン、チョコレートの使い方を積極的に提案した。
同年、飲料コーヒー缶詰の製造を開始。
1974
加商(株)とオランダのバンホーテン社の間で技術援助契約を結ぶ。
1977
オランダのベンスドープ社との間でチョコレートの技術提携を結ぶ。
1978
大瀧信四郎に勲四等瑞宝章が授与される。
1981
加商(株)とスイスのリンツ社との間で販売契約を結ぶ。
1982
NKプラチョコ発売
本物志向に加えて、見た目の美しさ、楽しさもお菓子に求められるようになり、純チョコレートをベースにした細工用チョコレート「NKプラチョコ」を発売。線がきチョコや巻きチョコなど、現在も販売が続く小物シリーズが誕生した。
1984
大瀧博久社長就任。
京葉食品コンビナート敷地内(千葉・船橋)に船橋工場竣工。
1987
ベルギーのモンドセレクション主催コンクールにおいて、チョコレート部門でゴールドメダルを獲得。
1989
東京都中央区新富に本社ビル竣工。
ベルギーのモンドセレクション主催コンクールにおいて、ゴールドメダルを3年連続で獲得。
1993
NKカスタード発売
マーガリン、チョコレート製造に加え、フィリング製造設備を導入。独自の技術で、なめらかで口どけのよいカスタードクリームなどを開発した。
1997
船橋工場内に立体自動倉庫竣工。
2000
外海大六社長就任。
2004
NKガーナチョコレート発売
日本人にもっとも親しまれている、ガーナ産カカオ原料のみからつくるマイルドでバランスのとれた風味のチョコレートを開発した。カカオマスの割合を変え、ホワイトも加えて5種を発売。
2011
ベルギーのモンドセレクション主催コンクール(第50回)において、1987年から25年連続金賞受賞により特別表彰。
2017
東金工場竣工
グループ会社・エイコウ製菓(株)の新工場(千葉・東金)竣工。
2018
日新化工株式会社が設立70周年を迎える。
2019
NKプレミアムカスタード発売
NKが持つ技術とシェフの繊細な技が生み出したプレミアムなカスタードを発売。
同年、直井広明社長就任。
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