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チョコレートの学び合いが生んだ
「新たなお菓子」の発見
株式会社メイワ様主催「チョコレート勉強会&合同試作会」で伴走
株式会社メイワ様主催
「チョコレート勉強会&合同試作会」で伴走
協力・写真提供:
日新化工では、製菓・製パン向けをはじめとするチョコレート原料の製造・販売にとどまらず、パートナー企業様やその先のお客様と共に、チョコレートを通じた新しい価値や可能性を創り出す取り組みを行っています。
この度、日頃より弊社チョコレート原料をお取り扱いいただいており、弊社の販促カタログの制作にも携わる「株式会社メイワ」様(名古屋市)において、メイワ様主催のチョコレート勉強会および合同試作会に参画し、原料メーカーの知見を活かしたサポートを行いました。
全2回にわたる本取り組みは、チョコレートの基礎知識の共有から始まり、最終的にはご参加いただいた和洋菓子店様によるスピーディーな「新商品の誕生(商品化)」へと繋がる、大変実りある機会となりました。
目 次
- お菓子への理解を深める「チョコレート基礎知識」勉強会
- ロス素材のアップサイクルから既存品の進化まで 合同試作会
- 試作会でのひらめきが早くも形に!「チョコラスク」のスピード商品化
お菓子への理解を深める「チョコレート基礎知識」勉強会
お菓子への理解を深める
「チョコレート基礎知識」勉強会
メイワ様では「商品(お菓子)そのものへの理解を深めてパッケージ提案に活かす」目的で定期的な勉強会を開催されており、2026年2月に第1回勉強会が実施されました。営業、事務、デザイン、配送など部署を越えて多くのメンバーの皆様にご参加いただき、弊社からチョコレートの歴史や起源、製造工程、クーベルチュールやカカオマスの特徴、テンパリングの構造といった基礎知識をレクチャーさせていただきました。
受講した皆様からは、以下のようなそれぞれの専門領域に根ざした前向きなご感想をいただきました。
●「概念として知っていたクーベルチュールの具体的な理解や、良し悪しへの理解が深まった」(事務スタッフ)
●「歴史や起源を知ることができ、今後チョコレートを活かしたお菓子のデザインをする際のアイデアとして検討したい」(デザイナー)
●「カカオマスの選択肢を知り、饅頭やどら焼きにどう活かすか今後提案していきたい」(営業スタッフ)
●「昔は薬だったことなど歴史を初めて知った。構造やテンパリングなど初めて聞く言葉も多かった」(配送スタッフ)
この勉強会後の懇親会の場で、メンバーの皆様から「次回は興味のあるお客様(中京地区の和洋菓子店)にも参加いただき、実際にチョコレートの製品をつくってみよう!」という自発的な声が上がり、次なるステップへと繋がりました。

講義を聞き入り、鋭い質問も。「商品(お菓子)そのものへの理解を深めてパッケージ提案に活かす」というメイワ様の姿勢が、ひしひし

弊社の「アレルゲンフリーチョコレート」や「NKルセーラ スイート」の食べ比べも実施。それぞれのおいしさや用途の違いに、皆様興味津々
ロス素材のアップサイクルから既存品の進化まで
合同試作会
ロス素材のアップサイクルから既存品の進化まで 合同試作会
翌3月には、メイワ様のお客様である和洋菓子店様にもお声がけいただき、合同試作会が開催されました。ご参加いただいたのは、最中種(最中の皮)を手がける不朽園様、さつまいも菓子の吉芋様、カットケーキの泰成製菓様、どら焼き生地ラスクのみのかも金蝶堂様(岐阜県)、カステラの旭軒製菓舗様(土岐市)の皆様です。
試作会では、製造過程で出てしまう端材(ロス素材)にチョコレートを掛け合わせて新たな価値を生み出す「アップサイクル(フードロス削減)」の取り組みや、既存の商品にチョコレートを合わせて新たな魅力を引き出す「高付加価値化(新商品開発)」など、各店舗様ならではの多角的な視点で試作が進みました。
今回、弊社からは独自の技術を活かした「サステナブルチョコレート 含浸ホワイト」や「アレルゲンフリーチョコレート」等を提供させていただきました。各社様のアイデアと弊社のサステナブルチョコレートが掛け合わさることで、サステナビリティの輪が繋がり、非常に意義深い時間となりました。

事務所のキッチンをお借りし、和気あいあいとした雰囲気のなか試作会がスタート。弊社の名古屋営業所のスタッフ2名(手前左右)がサポートに入りました


和洋菓子店様がお持ちくださった最中の皮やカステラといった食材(左)。どんな新たな美味しさが生まれるか、皆様の熱い視線が注がれていました
具体的な試作内容として、各店舗様ならではの新しい組み合わせが次々と誕生しています。
不朽園 様: 製造過程でロスになる最中種(最中の皮)をお持ち込みいただき、含浸チョコレートを合わせたり、砕いてドライフルーツと合わせたシリアル風を試作したり、餡が少し残った種にホワイトチョコレートをコーティングするなどの試作を行いました。「普段は廃棄してしまうものに価値をつけていただけたのが本当に嬉しかった」とのご感想。
吉芋 様: さつまいもを細切りにする際に出る端材を素揚げした状態でお持ち込みいただき、ホワイトチョコに浸したものや、軽く絡めたクランチなどを試作。お芋の味とのバランスがとれた仕上がりに。アレルゲンフリーチョコレートの味わいにもご満足いただき、「今後の商品開発に活かしたい」とのお声をいただきました。
泰成製菓 様: カットケーキに含浸チョコレートを組み合わせる試作を行いました。
みのかも金蝶堂 様: どら焼きの生地をラスクにしたものをお預かりし、チョコレートとの相性をテストしました。
旭軒製菓舗 様: お持ち込みいただいたカステラそのものを使用し、含浸ホワイトチョコレートを染み込ませる試作を行いました。




試作会でのひらめきが早くも形に!
旭軒製菓舗様による「チョコラスク」のスピード商品化
試作会でのひらめきが早くも形に!旭軒製菓舗様に
よる「チョコラスク」のスピード商品化
試作会でのひらめきが早くも形に!
「チョコラスク」のスピード商品化
この試作会をきっかけに、大変嬉しいニュースが届きました。当日カステラで試作を行われた旭軒製菓舗様がいち早くチョコレートを使ったお菓子の商品化を決定されたのです。
これまでチョコレートを使用した商品がなかったとのことですが、弊社も製造面を含めたサポートをさせていただくなかで、カステラをラスクにしたものにチョコレートを染み込ませた「チョコラスク(ホワイト・スイート)」としてスピード商品化に至りました。商品化にあたり使用された原料は、弊社の「サステナブルチョコレート 含浸スイート」および「サステナブルチョコレート 含浸ホワイト」です。



◆結びに
今回の取り組みは、単にチョコレートの知識を共有するだけでなく、お客様同士の交流や、ロス素材のアップサイクル、既存品の新たな価値創造、そして新商品の誕生へと繋がる素晴らしい機会となりました。
日新化工は、チョコレートを通じて関わるすべての人を笑顔にする「Chocolate makes you smile.」の価値のもと、これからも確かな品質と技術で材料をお届けいたします。そして、メイワ様のような熱意あるパートナー企業様をはじめ、全国の和洋菓子店やベーカリー、外食産業など、食に携わるすべてのお客様との繋がりを大切にし、共においしさの豊かな未来を形にするお手伝いを続けてまいります。
協力・写真提供:株式会社メイワ 様









