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2026.04.22プレスリリース
ガーナ・カカオ産地支援、第一期3年を完了。第二期は「アグロフォレストリー」普及支援へ始動
当社は、2022年4月より参画している”Do well by doing good.”の枠組みのもと、ガーナ共和国のカカオ産地で進めてきた第一期支援プログラム(3年間)を完了いたしました。これを受けて、新たに第二期支援プログラムを始動します。第二期のテーマは、カカオと多様な作物を組み合わせて育てる森林再生型の農法「アグロフォレストリー」の現地普及支援です。
背景:チョコレートの「おいしい」を、産地の「うれしい」に
業務用チョコレートを製造する当社は、「Chocolate makes you smile.」を提供価値に掲げ、製菓のプロフェッショナルに向けてチョコレート原料を提供してきました。一方でその主原料であるカカオ豆の産地、特にガーナでは、森林減少、ガラムセイ(違法金採掘)による農地への影響、児童労働、女性の就労機会の不足など、持続可能な生産を脅かす課題が山積しています。
こうした状況を踏まえ、当社は業務用製品「サステナブルチョコレートシリーズ」の売上の一部を産地還元の活動資金とする仕組みを構築。消費者の「おいしい」が、そのままガーナのカカオ農家の「うれしい」につながる循環を目指してきました。
第一期3年間の歩み(要約)
第一期では、MCアグリアライアンス株式会社(三菱商事グループ)と連携し、主に次の2つの取り組みを実施しました。
1つ目は、キャッサバ加工場の建設。ガーナの主食キャッサバを伝統食品「ガリ」に加工する施設を、カカオ生産が盛んな村の中心に建設しました。女性たちが主役となって副収入を生み出し、その収益で井戸の掘削や学校の屋根修繕を行うなど、”物資を配る支援”ではなく”自立の仕組みを残す支援”として設計。現在では近隣5つのコミュニティが共同利用する拠点へと発展しています。

2つ目は、シェードツリー(日陰樹)の植樹。成長の早い常緑樹を1〜2万本植樹しました。直射日光下では25〜30年が寿命とされるカカオの木も、日陰樹による日照・風通しの管理によって50〜80年の収穫継続が見込まれるほか、ブラックポッド(カビ病害)の抑制効果も確認されています。

第二期:アグロフォレストリー普及支援へ
第二期で取り組むアグロフォレストリーは、カカオの木と、バナナをはじめ成長の早い複数の作物を同じ畑で組み合わせて育てる農法です。カカオの収穫開始までに要する4〜5年のあいだも他作物から収入を得られる上、森林の生態系保全と農家の収入安定化を同時に実現します。単発の物資支援ではなく、生産者が自らの力で持続できる土壌づくりを、第二期でもさらに前に進めてまいります。

▼ 詳細・現地写真・コミュニティの声は、PR TIMESの全文リリースをご覧ください
建設したキャッサバ加工場の外観、手入れされたモデル農園、現地農家から寄せられたコメント、第二期支援の具体像や当社の「川上の笑顔」への想いなど、本取り組みの全容は、PR TIMESに掲載の全文プレスリリースにてご紹介しています。
▶︎ 全文を読む(PR TIMES)
「チョコの売上を通して産地を変えた3年間 ー日陰樹を植え、キャッサバ加工場も建設。 日新化工、カカオ農家支援の第二期プログラム始動」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000077044.html
