Oct 08, 2026
 

「自分でつける・かける」楽しさを ——
いつもを特別に変えた「とろけるショコラ」

「自分でつける・かける」楽しさを —いつもを特別に変えた「とろけるショコラ」

導入事例|老人介護保険施設「ファミリート日の出」 

青梅慶友病院、
”みんなで同じデザート”のバレンタイン

バレンタインの日に、入院患者全員にふるまわれた約300食のデザート。残食はほとんどなかった

調理の簡便さと本格的な味わいで、嚥下機能にも配慮したユニバーサルデザインの「弾むショコラ」と「とろけるショコラ」。このユニバーサルなチョコレート素材を使った介護施設や病院での活用事例をご紹介します。

目 次

  • 止まっていたイベントを、もう一度
  • 「つける」「かける」ひと手間が、喫茶店の時間をつくる
  • 同じ時間を、それぞれに合った形で

※本記事に掲載している写真は、実際のレクリエーションの様子です。入所者様のお写真につきましては、施設およびご家族様の許可を得て掲載しております。

目 次

止まっていたイベントを、もう一度

東京都の介護老人保健施設・ファミリート日の出では、「とろけるショコラ」を固めずに、フルーツにつけたり、かけたりして楽しむ“チョコレートフォンデュ風”のデザートとして活用いただきました。

会場は施設内の会議室です。季節の花が飾られ、ピアノの生演奏が流れるなか、利用者様は好きな飲み物を選び、思い思いにデザートを楽しみました。

同施設では例年、一日だけの“小さな喫茶店”を利用者向けに開催しています。その舞台裏と「とろけるショコラ」について、施設長様と管理栄養士様、スタッフ様にお話をおうかがいします。


Q1. 今回のイベントを実施された背景を教えてください。
施設長様:
以前は餅つきや、地域の方々も参加するお祭りなど、季節ごとのイベントを大切にしてきました。しかしコロナ禍を経て大きなイベントは減り、準備や運営に人手を割くことも簡単ではなくなりました。でも、本当は利用者様のために、こういう時間をもっとつくりたいと思っていました。
その第一歩として事務所スタッフや管理栄養士も協力し、会議室を使った“小さな喫茶店”を企画しました。普段はそれぞれのフロアで過ごす利用者様には、順番に会場へご案内し、ピアノが得意なスタッフによる生演奏も加わりました。

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ファミリート日の出のスタッフの方々 

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季節の花を飾り、ピアノの生演奏で利用者様をおもてなし

「つける」「かける」ひと手間が、喫茶店の時間をつくる

「つける」「かける」ひと手間が、
喫茶店の時間をつくる

Q2. 利用者様の様子はいかがでしたか?
スタッフ様:
普段は完成されたものを召し上がっていただくことが多いので、“自分で(チョコレートを)つける・かける”というひと手間が良かったと思います。自分の好みで食べるということを、普段はなかなかしないので。
用意されたのは、いちご、バナナ、カステラと「とろけるショコラ」です。飲み物もコーヒーやお茶などから一人ひとりが選びます。フルーツをそのまま味わう方も、チョコレートを合わせる方もいらっしゃいました。「余ったチョコレート、飲む?」という会話も聞こえ、最後まで楽しむ姿が見られました。

Q3. 利用者様に普段との違いは感じられましたか?
スタッフ様:
「いつも過ごしているフロアとは違う場所だったことも良かったと思います。利用者様もすごく喜んでくれて、表情がやっぱり違いました。私たちもそういう姿を見ると元気をもらえます」。

キャッサバ加工所がもたらした
「自立」のサイクル

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同じ時間を、それぞれに合った形で

Q4. 提供する際、どのような工夫をされましたか?
管理栄養士様:
食形態に合わせて3種類用意しました。飲み物も、そのまま飲める方、とろみが必要な方など、それぞれに合わせて準備しました。利用者様に飲みたいものを選んでいただき、必要に応じて温度を調整したり、とろみをつけたりしました。「自分で選ぶ楽しさ」はそのままに、一人ひとりが楽しめる形に整えました。

Q5. 「とろけるショコラ」を使ってみて、いかがでしたか?
管理栄養士様:
調理は、温めた牛乳と粉末を混ぜるだけだったので簡単でした。ダマになりにくく、さっと溶ける感じで使いやすかったです。

Q6. 今後はどのように続けていきたいですか?
施設長様:
今回のような形なら職員も負担なくできる。これをきっかけに、年に何回かこのような豊かな時間を利用者様に楽しんでいただければと思っています。

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「普段できないからこそ、やりたい」。準備や運営にあたるスタッフの皆様も、利用者様と一緒に時間を楽しんでいる様子が印象的でした。大きな準備をしなくても、場所を少し変え、飲み物を選び、デザートを自分で「つける」「かける」だけで、食べる時間は少し特別なものになります。その場をつくってくださったのは、利用者様一人ひとりに寄り添うファミリート日の出の職員の皆様です。

この事例が、同じ思いを持つ施設の方々のヒントになれば幸いです。「自分たちの施設でもできるだろうか」と感じられた方は、ぜひ一度お試しください。サンプルのご相談も承っています。

ご協力いただいた施設様 
ファミリート日の出

※掲載にご協力いただき、誠にありがとうございました。

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